なるべくエンジンや電動の道具を
農作業や庭仕事に使いたくない。
草刈りも、耕やすのも。
せめて、この大地(畑や庭)の状態や状況、
生態や特徴を理解できるまでは、
自分の目で見て、
触って、
いちいち確認したい。
雑草とひとくくりにして、
ビューンと刈り取るのには早すぎる。
除草剤をまくのは私にはもってのほか。
地球(大地)が生まれるよりずっと後にここに立った自分が、
勝手に何でも采配していいなんて思えない。
人間だから、大地から生まれたものを喰らうし、
多くの命をいただいているのは確かだけど、
自分が理解できるスピードを超して
何かを得たり強引にものごとを進めるのに抵抗がある。
*
現代の農業者には向かないな。
これでは、なかなか周りの人々と調和がとれないな。
(大地とは調和がとれても)
*
夫がよかれと思って、
草刈機で除草をした中に、
まさに今咲いているデイジーの群落を見てがっかりした朝でした。
他の植物たちもね・・・何故、見えないのか?
せめて、花が咲き終わるまでそこを残してもよかったのじゃないか?
でもこういうと、
「恐いから何にも仕事が出来ない」とぶちぎられる。
へとへとになるまで仕事をしたのに・・・と逆切れされるのが目に見えている。
近所へ草刈りも頑張っているとアピールをしたいのも分かるけど。
芽吹いたばかりで、まだ地面から近いところで気づきにくいなら、
急いで仕事をするのには仕方ないよねと諦めもつくのだけど。
*
近所でみかける除草剤散布にも軽くびっくり。
自分の土地に撒いているのだから、こちらからは何も言いません。
ただ、感覚の違いにびっくり。
土の上には、自分で植えたものしか生えて欲しくないらしい。
そうでない種も根っこもすべて敵のよう。
こまめに草刈をした上の除草剤散布だから、
よほど、気に入らないのだろうな・・・
と感じています。
*
私も、草刈りをしますし、根っこもほじくります。
大地に求めるスピードや要求の大きさの違いに、
びっくりしているだけ。
そして、悲しくなって胸がしめつけられるだけ。
※デイジーがとても好きなので、
余計にがっかりしたのでした。
※写真は、栽培しているライ麦や敷地内に生えている竹を切り取ってつくったストロー。
ストローなしで飲み物を飲めるのがベターだと思うのですが、
ストローの意味を考えるのにも、
ちょっとした楽しみのためにもあってもいいかもしれない。