2019年08月30日

【カフェ再開までのカウントダウン】工事が始まりました。

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本日より、工事が始まりました。

母屋の南側にある倉庫をリノベーションして、
1Fはカフェ、2Fはゲストハウスにする予定です。


奥会津・三島町でカフェを開いていた頃は、
山の上の居抜き物件を使っていました。
素人からはじめたカフェでしたので、電気なし、給湯器は壊れている、下水は浸透枡で難易度高かったのですが、
それでもなんとか工夫をして出来ました。
どれもこれも、基本技術が高い夫のおかげでした。
(私は想いが強くて、突き進むチカラが強いだけ・・・苦笑)

また、三島町で営んでいたお菓子工房も、
保健所に通って設備の確認を繰り返して、
夫のDIYで最小限の投資で完成させたものでした。
下水道はないところだったので、自宅の合併浄化槽に排水を引き込むのを自作でやってもらったり、
他、建物内の壁や床の設置、給水なども全部夫にお願いして出来上がっていました。




今回はどうかというと、
素人ではちょっとやそっとで出来ない案件。

市の上下水道に給排水をつながなければならないのと、
カフェ=飲食店なので、排水部分にグリースフローという仕組みを組み込む必要がありました。
また、トイレやシャワールーム、他手洗い場所をいくつも準備する必要もあり、
土地の勾配の関係で母屋から簡単に引っ張ってこれない・・・
と重機が入る大掛かりな工事から始まりました。

私は、ものごころついたころから、
家の間取りをスケッチブックに書いたり、
建売住宅やマンションのちらしを集めて眺めたり、
建物探訪のテレビを毎回楽しみにしているようなこどもだったので、
かなり、ワクワクしています。

おおよそのイメージがありますが、
できれば私の希望は半分ぐらいにして、
あとは建物やまわりの環境に合わせて行きたいと思っています。
つまり工務店さんに丸投げして完璧にやっていただくのではなくて、
何年かかっても自分で作り上げていきたいと。
最初は一番シンプルな構造で、
その後、外壁や内装も使いやすく、心地よくカスタマイズ。
住んでみてわかるこの土地のことを理解したパーマカルチャーデザインを取り入れて、
いやその一部にしていきたいと。

敷地内の森、竹林部分、池や水路を生かした循環型のデザイン、
化石燃料ではなく、木からいたく薪や自然エネルギーを生かした流れ。
少しずつ学びながら形にしていこうと思います。

さて、
一歩前進です。


今回は、
大きなプロジェクトとして動いています。

フェリシモの「とうほくippoプロジェクト」から支援もいただいています。
以下、コンセプトとプロジェクト内容です。

「ほんとうに豊かな暮らしがある会津。
 大好きな会津の素敵な人とモノ、場所を伝える。
 衣食住・・・暮らしを自分たちの手でつくるのが楽しいということ伝える。
 そしてよりよい未来につながることを考えて研究し共有する。」

衣食住〜暮らしをつくる体験(季節の台所仕事、手仕事、年中行事と関連付けて) 
 「かもし倶楽部」(梅仕事、みそ作り、変わりみそ作り、豆板醤づくり、塩みりんづくり、麹調味料づくり、麹作り、豆からのチョコレート作り、コーヒー焙煎など)
 「米粉お菓子教室」、「米パンづくり教室
 「手づくり調味料づくり」、「麦芽あめづくり」、「こんにゃく作り」
 「包丁砥ぎ
 草木染、野菜染め、本藍染め、柿渋染め、古い服(山襦袢、サッパカマ)のリペア・リメイクなど
 古民家リノベーション、古材リメイク(本事業のための建物を、納屋からエコハウスにするまでのWS、また、育て続けるWS)
ゲストハウス(民泊)
 滞在時間が長いほど、会津のよさ、じっくり暮らすよさが伝わるはず。
 体験イベントの参加者中心に宿泊できるようにする。
カフェ(飲食店)
 長く厳しい冬のおかげでじっくり地力を回復させることのできる会津の大地。
 そこで育まれたお米や野菜をしみじみ味わう場所。
 出来る限り環境に負荷をかけず寄り添う自然農で育てた自家農産物を使う。
 提携する有機農家、自然栽培農家からの仕入れなど。
パーマカルチャー的暮らしの研究室
 未来につながるサスティナブルな生き方を研究。
 省エネの暮らし。
 火のある暮らし(大型ロケットストーブまたはペチカまたはかまど製作)。
 洗濯。
 あるものを利用して楽しむWS。地域の先輩方からの学び(保存食・伝統食講座)
定期的にポトラックパーティ(もちより、あるもの、わけあい)
 気楽に。息抜き、情報交換。近所の人の集まる場。
posted by 空色cafe. at 06:08| Comment(0) | 空色カフェのこと
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