縦横無尽に走り回っていました。
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研修は・・・というと、こちら。
「自由研究応援企画!」珈琲豆の焙煎からドリップまでをやってみよう
アームズメソッドという、身体にマイルドで美味しい珈琲の焙煎を習いたいと、長らくチャンスを狙っていました。
※講師の竹林さん(たけっち)の、Bean to bar講座(カカオ豆の焙煎からの身体にマイルドなチョコレート作り)に参加したのが、2月。その時に、目からうろこの珈琲焙煎の話をお聞きして、たけっちの珈琲焙煎講座(通常は業務用の指導なのでマシン。ときどき手網焙煎)を受けたいとこの日を待っていたのでした。苦手な風味が全くなくて、ほんと、美味しかったのでした。
※「カフェ」と名前のつく屋号で生計を立てているので、
やはり、珈琲は深く学びたいのです。
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ここからが、目からウロコ(1)のところです。
今回のコーヒー豆は、コロンビア産(シエラネバダ山脈のあたり)のオーガニックフェアトレードのもの。
オーガニックなので『ポストハーベスト』の心配はない(では、それ以外のものは・・・海外からの農産物で船便でやってくるのが主なので、しっかり農薬まみれになっているそうです・・・)のですが、
麻袋などに入れられての輸送なので、『ほこりやゴミ』はついているでしょう。
それから、フリーウォッシュドの豆なので、現地の生水に含まれる『汚れや雑菌』などが生豆に入り込んでいるでしょう。
これらが、珈琲の仕上がりに影響するエグミやムカムカ成分、腹痛に変わるのだそうです。
効果的に生豆を洗って、それらの余計なものを除くのが、この焙煎のポイント。
一般的な焙煎だと9割以上は生豆を洗浄していないそうで、このお話をきいた後ではびっくり・・・。
洗浄していない場合は「焙煎により不純物を焼き切る」とのことですが、焙煎も200度ぐらいまででは、焼き切れなくて、やはり残るし、生水に含まれていたようなカビ毒はそのまま残るのだとか・・・。(耐熱性があるとのこと)

ということで、
ピッキングの後は洗浄です。
温度、回数、目視しながら豆の状態をみて行います。
豆は濡れると、より欠点豆が見えやすくなるので仕上げのピッキングも。

それからカカオ豆の時と同様に100均で入手できる網をつかって、あとはコンロで焙煎です。
こちらも、目視して豆の状態を見ながら、
ムラなく。
音を効いて、火の加減に気をつけて、
一気に焙煎。
あれ?
あれだけ独学で上手く行かなかったのに・・・
すんなりできますね。
しかも、
今回は夏休みに自由研究応援で小学生低学年までのこどもが半数以上で、彼らが上手なこと・・・
真剣な眼差しで聞いているし、
まっさらな知識なので、
集中力が違います・・・
焙煎後は、
目からウロコ(2)のドリップ講座。

今回はカリタV60を使います。
飲みたい総量の1/4ほどを丁寧に抽出したらおしまいです。
珈琲のおいしい成分はドリップの始めに主に出てきます。
(これはよく知っています。うちでも何度も実験済み)
後から出てくる、ちょっと嫌な成分は廃棄して、美味しい成分だけいただいて、あとはお湯を差して完成。
コーヒー豆そのものの個性をまるごといただく派の方々には、「?」かもしれませんが、
私は、これが好きです!
お楽しみのカカオラボの濃厚&マイルドチョコレートと、ティラミス風デザートと一緒に
真夏の珈琲タイムを楽しんでお開きになりました。
さらっと、書いただけなので、
気になる方、学びたい方はぜひ 一般社団法人日本焙煎技術普及協会(通称:アームズ)をチェックして下さい。